いくらパソコン本体がハイスペックで高性能であったとしても、画像を映す液晶ディスプレイがロースペックでは意味がありません。
特にゲーミング目的で液晶ディスプレイを選ぶなら、画像応答速度の速いもの、そして長時間プレイでも目が疲れないノングレア(非光沢処理)のディスプレイを購入する様にしましょう。
描画方式
ゲームをするのに向いている液晶ディスプレイには次の描画方式があります。
TN(Twisted Nematic)方式
低価格で造ることができるため最も一般的な描画方式となっています。 多くのパソコン用液晶ディスプレイに採用されている方式です。 TN方式の特長は白黒切り替えの応答速度が速いことと、視野角があまり広くないということです。
TN方式は中間色の応答速度が白黒切り替えの応答速度と比較すると遅い傾向がありましたが、最近ではこれを改善したオーバードライブという技術を採用した液晶ディスプレイが登場をしています。
VA(Virtical Alignment)方式
TN方式より少しグレードの高い商品として販売されています。 特長は黒色がきれいに出るためコントラスト比が高いという事です。 ゲーム以外にテレビや映画も見るという人におすすめです。
応答速度
液晶ディスプレイの応答速度はアクションゲームプレイヤーならこだわる必要があります。
液晶ディスプレイの応答速度が遅いと、パソコン本体が画面を書き換える信号を液晶ディスプレイに出しているのにもかかわらず、画面が書き換わるまでに遅れ(ディレイ)が生じてしまいます。
分かり易いように大げさに言えば、応答速度が遅いと画面上すぐに消えなければならないものがしばらく表示されていたり、表示されるべきものがなかなか表示されないという事が起こるという事です。
FPSの様なリアルタイムアクションゲームをメインでプレイする方は、液晶ディスプレイの応答速度は6ms以下の高速応答のものを選ぶようにしましょう。
ノングレア(非光沢処理)
ゲームをするならディスプレイの表面処理はノングレアのものを選びましょう。
ノングレアだと蛍光灯や背景の画面への映り込みはほとんどありません。 そして画面表面のテカテカ感がないので長時間ディスプレイを見続けても眼への負担が少ないです。
RPGやシミュレーションは長時間プレイとなるので、目に優しいノングレア液晶ディスプレイを選ぶ必要があります。
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